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2017年12月 6日

11月の勉強会

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こんにちは。副院長の輪田です。
11月も様々な勉強会に行ってきましたので、その中のJIADS名古屋の勉強会について報告します。
今回の内容は、顎の位置関係を考えたうえでの補綴処置についてでした。
顎の位置は、常に同じではなく、一方向で物を食べたり、歯が無くなったり、削れてきたりすることで、徐々にずれていきます。
そのずれが、時に悪い影響として出てくることがあり、物が咬めなかったりします。
そういった機能的な問題を解決するためには、問題が出ていなかった時まで、全体的な位置関係を戻す必要があり、その検査や、手技はかなり複雑です。
そのため、今後そういった手技を学ぶ必要があります。
今回の講師の先生は、東京で開業されている先生で、そういった治療を多くされており、かなり詳しく教えて下さりました。
診療後の勉強会で忙しい一日ではありましたが、大変勉強になり、行ってよかったなと思える充実した一日となりました。
今後も新しい技術を習得していきたいと思います。


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こんにちは!勤務医の松岡です。
今月は輪田先生とともに、渡辺和也先生の『クリアアライナーによる矯正治療の実際と勘所』を受講しました。
「クリアアライナー」とは透明な特殊プラスチックを使い、歯並びを治す目立たない矯正装置です。
従来のワイヤーを使った方法と異なり、周りの人にほとんど気づかれることなく矯正治療を行う事ができます。
また、取り外し可能なので普段と同様の食生活や会話を楽しむことができます。
今回はどのような歯並びの患者様に適応になるのか、また実際にどのように治療を行うのかを学びました。
一口に不正咬合といっても、患者様一人一人の口腔内によって様々です。
かみ合わせや筋肉の付着状態・習癖など、まず原因をしっかりと考えなぜ今の歯並びになったのかを分析しなければいけません。
そして模型上で実際にどのように歯を移動させていくのかシュミレーションをしてどのくらいの治療期間が必要になるのか予測し、治療計画を立て患者様に提案します。
すべての症例に適応できる治療法ではありませんが、「少しでも前歯をキレイにしてみたいな!」という患者様にぜひ知っていただきたいと思いました。
矯正治療にも様々な方法がありますが、これからも患者様一人一人にあった治療方法をおすすめできるように学び続けていきます。
 

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