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臨床歯周病学会年次大会 大阪
皆さんこんにちは歯科衛生士の伊藤です
梅雨の時期に入り毎日雨の日ですが、そんな日は素敵な傘や新しい長靴で外に出るのも良いかもしれませんね
さて、先日大阪にて臨床歯周病学会に歯科衛生士3名で行ってきました。
主な内容は『インプラント治療における歯科衛生士の役割』というテーマです
インプラント治療は、今では非常に多くの歯科医院で治療がなされておりますが、まだまだ難しいといわれている高度な治療です。
当院でもインプラント治療を行っていますのでとても興味深いテーマでした。
今、インプラント治療の1番の問題点は患者さまへの情報提供不足です。
治療をすすめていくうえで、しっかりとした情報提供が要求されており
起こるかもしれないリスクをコンサルテーションし、納得していただいたうえで治療を進めていくことが大切です。
また、違うセッションでは重度歯周病患者へのインプラント治療に対するアプローチ法について学びました。
最近では歯周基本治療がされないままインプラント治療が行われインプラント周囲炎になる事が多くみられるそうです。
この多くがお口の中にいる歯周病細菌の感染によりおこるので、しっかりとした歯周治療が必要になります。
そして手術後の長期安定こそがインプラント治療の成功となるので、歯科衛生士によるメインテナンスがとても大切だと再確認しました。
私も非常に多くの患者さまを担当させていただいておりますので、ちょっとした粘膜、歯茎の変化にきずき患者さまの一言に耳をむけ
的確な治療やコンサルテーションができるよう、日々前進していきたいと思います