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歯の健康と生活習慣病
みなさん、こんにちは!管理栄養士の成田です
今日は「歯の健康と生活習慣病の予防」についてお話をしたいと思います
生活習慣病とは食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症・進行に関与する病気のことです。
具体的に挙げると、心疾患、肥満症、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などです
特に、私たちの身体は食べたもので作られていくので、色々な食べ物をバランスよく摂っていくことが大切です
そこで一緒に考えていただきたいのが『歯の健康』です
どんなに栄養バランスのよい食事を用意しても、健康な歯がなければ身体の栄養としていくことはできません
もし、歯に痛みやぐらつきがあったらどうでしょう。
自然と噛むことを避けてしまったり、やわらかい食べ物を選びがちになっていまわないでしょうか
それは、当然栄養の偏りにもつながり、全身の健康にも影響を与えることになります
あなたの歯は健康ですか?
「まあ不自由はないから」という油断は要注意です
というのも歯の病気、とりわけ歯周病は『もの言わぬ病』といわれます。
歯周病は歯周ポケットから細菌が侵入し、歯を支えている骨を溶かしてしまい、最終的に歯が抜けてしまう病気です
初期段階では自分で見ても分かりにくく、自覚症状もほとんどありません。
そして、自覚症状が出てきたときには歯周病はかなり進行していて治療がとても難しくなっていることが多いのです
中高年者で発症するものだと思われがちですが、実は若年者のうちに初期症状が始まっていて、
40代、50代で患者数が最も多くなっているのです
歯の健康は、全身の健康の源です
何か問題が起こってしまってからではなく、自分の将来の健康のために歯医者さんに通ってみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました