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カルシウムって何から摂ればいいの?
皆さんこんにちは!
管理栄養士の佐多賀です。
今日は「カルシウム」についてお話ししようと思います。
カルシウムと聞くと牛乳や乳製品を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、カルシウムが多く含まれている食品は他にもあるのです
今日は1日にどれくらい摂取すればいいのかという摂取量の目安と含有量が多い食べ物をご紹介しますね。
まず、1日の摂取量については年齢と性別によって少し変わってくるため表にしてお伝えします。
年齢 | 男性 | 女性 | ||
推定平均必要量 | 推奨量 | 推定平均必要量 | 推奨量 | |
1~2歳 | 350mg | 450mg | 350mg | 400mg |
3~7歳 | 500mg | 600mg | 450mg | 550mg |
8~9歳 | 550mg | 650mg | 600mg | 750mg |
10~11歳 | 600mg | 700mg | 600mg | 750mg |
12~14歳 | 850mg | 1000mg | 700mg | 800mg |
15~29歳 | 650mg | 800mg | 550mg | 650mg |
30~49歳 | 550mg | 650mg | 550mg | 650mg |
50歳以上 | 600mg | 700mg | 550mg | 650mg |
参考文献:日本人の食事摂取基準2015 |
摂取量の目安が分かったところで、含有量が多い食べ物は一体何なのかご紹介いたします。
含有量が多い食品を下の表にまとめてみました。
食品 | カルシウム(100gあたり) |
干しエビ | 7100mg |
煮干し | 2200mg |
エンドウ豆 | 1300mg |
さくらえび | 690mg |
プロセスチーズ | 630mg |
シラス干し | 520mg |
いかなご | 500mg |
あゆ | 480mg |
カマンベールチーズ | 460mg |
わかさぎ | 450mg |
ししゃも | 350mg |
油揚げ | 300mg |
サバの水煮缶 | 260mg |
牛乳 | 110mg |
参考文献:食品成分表
カルシウムは乳製品やエビ、骨ごと食べる魚に多く含まれます。
一番多く含まれているものに”干しエビ”がありますが、100g単位のものなので干しエビだけで1日摂取量を満たすことは難しいと思います。
摂取しやすいものでいうと、牛乳やエビ、油揚げ、エンドウ豆などは、日常的に取り入れやすいのではないでしょうか。
さらに、カルシウムには吸収率を上げてくれる栄養素があります
それは、「活性型ビタミンD」です!
これは食事からの摂取か、日光を浴びることで生成される方法との二通りあります。
食事からだと、ビタミンDは魚に多く含まれます。
しらす干しや焼き鮭、イワシやサンマなどに多く含まれ、簡単に摂取できます。
日光からは、昼間の日光で週2回5~30分浴びるだけで、十分な量のビタミンDが生成されるといわれています。
食事だけでは不足してしまう場合は、健康食品やサプリメントをうまく活用してカルシウムをしっかり摂取しましょう!
最後までブログを読んで頂きありがとうございました。