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身体を温める食材と冷やす食材
みなさん、こんにちは!
管理栄養士の成田です
最近は本当に冷え込みが激しくなってきましたね今日は「身体を温める食材と冷やす食材」についてお話をしたいと思います
過去の「冷え性」の記事で身体を温める食材について少しだけ触れましたが、今回はさらに詳しくお伝えしていきますね!
◎野菜
身体を温める野菜の特徴としては、冬が旬のもの、地面より下にできるもの、黒・赤・オレンジ色のものなどがあります。反対に冷やす野菜は、夏が旬のもの、地面より上にできる、白・青・緑色の葉物野菜が多いです。ただ例外もあり、トマトは赤いですが南米の暑い地域の食材なので冷やす野菜。白菜は冬が旬ですが、色が緑色の葉物野菜なので冷やす野菜となりますこのように、見分け方には例外もありますので、目安として考えてみてくださいね
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身体を温める野菜には、にんじん、ねぎ、たまねぎ、ごぼう、れんこん、かぼちゃ、生姜、にら、にんにく、ふき、赤唐辛子などがあります。冷やす野菜は、レタス、キャベツ、白菜、ほうれんそう、小松菜、きゅうり、トマト、なす、ゴーヤ、セロリ、もやし、おくら、大根などがあります。
◎魚介類
魚介類にも、体を温めるものと冷やすものがあります
ただ、全般的には体を温めるものが多く、特に寒い北の海で獲れる魚や赤身の魚は、温めるはたらきが強いようです
身体を温める魚介類には、鮭、まぐろ、かつお、サバ、イワシ、さんま、ちりめんじゃこなどがあります。冷やす魚介類はうなぎ、はも、あさり、しじみ、ウニなどがあります。
◎肉
お肉も魚介類と同じで赤身の方が温めるはたらきが強いです!
身体を温めるお肉には、牛肉、鶏肉、鶏のレバー、羊の肉(ラム)、鹿の肉などがあります。冷やすお肉は豚肉です!
全般的には温めるはたらきをするお肉ですが、その中で豚肉が冷やす傾向にあります。
沖縄で料理に豚肉が広く使われていたり、鹿児島で黒豚が有名なのも、温かい地域の人の熱い体を冷やしてくれる働きがあるからかも知れませんね
ここまで、身体を温める食材、冷やす食材についてご紹介してきましたが、体を冷やすものはダメ、ということではありません栄養価が高い、抗酸化力が高い、酵素がたっぷりなど、食べ物にはそれぞれ特性があります。特性を理解してバランスよく食べるのが一番ですね
最後まで読んでいただきありがとうございました